夫のリストラが原因のカードローン利用

遠縁ではありますが、親族がお金関係で失敗してしまった事があります。
先日の法事で親戚が集まった時に初めて聞かされたのですが、本当に驚きました。

今から8年前、奥さんがキャッシング専用のカードを作りました。
理由は「子どもの学費」との事でしたが、それは申請に通るための嘘。
実際は、「夫が無職になり収入が激減してしまうので、当面の生活費を工面したい」のが理由だったそうです。

当時は金融危機の影響で今以上に景気が悪く、旦那さんが勤めていた会社が非常に危なくなり、行政の支援を受けて会社再生に乗りだしました。
その際、経営費削減の一環として大量のリストラが行われ、旦那さんも40年近く勤めた会社を解雇されてしまったそうです。

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すぐに職を探そうにも、そのような情勢な上に翌年還暦を迎える旦那さんを雇ってくれる会社が見つからず、絶望のどん底に落とされてしまいました。
ついには、当時高校2年生だった息子さんが、両親の反対を押し切って退学しフルタイムのアルバイトを始めるまでに至ったのです。

普通、無職の夫がいる主婦がお金を借りるなんて無理だと思われるでしょう。
しかし、その奥さんはスーパーでパートの仕事をしており収入を得ていたので、ひとまず50万円を借りる事に成功したそうです。

結局、リストラされてから現在に至るまで旦那さんは職に就く事ができず、そのまま老後の生活に入っています。
奥さんは現在もパートの仕事を続けており、息子さんは真面目な労働が認められて正社員に登用され、収入も格段に上がったそうです。
50万円って借金としてはさほど高額ではないかもしれませんが、やはり一般人にとっては相当な負担になります。
借りた50万円だけではなく、毎月発生するこれまた高額な金利も同時に支払わないといけないのですから。

奥さんは、現在もキャッシング専用のカードを持っているのでしょうか?
できる事なら避けたいキャッシングですが、今後また「不測の事態」が起きるかもしれないし、念のために持っていても良いかもしれませんね。