カードローンの借り入れは病気のため

今から10年近く前の事です。
ある大手電器店に勤めていたのですが、仕事中に我慢できないほどの胃の痛みに襲われました。
会話するのも、立っていても座っていても辛くて、見かねた店長が早退を許可してくれたので、病院で診察を受けました。
すると、なんと急性胃炎を患っている事が発覚したのです。
まだギリギリ自宅療養レベルでしたが、あと少しでも悪化したら即入院と言われ、私はしばらく仕事を休んで療養しなければなりませんでした。

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ここから、とても肉体的にも精神的にも辛い時期が始まりました。
出勤できないという事は、当然収入がなくなります。
有給休暇を使おうか考えたのですが、後にもっと大変な事になった時に困るかもしれないと思い、結局使いませんでした。
今思えば、この時素直に有給休暇を使っていれば……と後悔するばかりです。

当時まだ独身で一人暮らしでしたので、生活費などは自分で稼がなくてはなりませんでした。
しかも、引っ越したばかりで手持ちも銀行口座にもあまり経済的な余裕はなく、さらに医療費がかかる事になったので、とにかく生活費を削る事に必死でした。
胃炎のせいでまともに食事ができなかったのですが、薬を服用しなければならなかったので、やはり何かしら食べる必要はありました。

この時、私は人生初のカードローンを利用する事に。
とりあえず、5万円で1ヶ月頑張ろうと決意。
傷病手当金は医療費に回し、最低限の食費だけでも確保したかったのです。
おかゆは消化の事を考えるとあまり良くないと言われたので、とりあえず電子レンジで温めるタイプのご飯をスーパーでまとめ買いしました。
これが、胃の病気ではなく怪我での療養だったら、どうなっていたでしょうか。
空腹に耐えきれず発狂していたかもしれません。

結局、仕事に復帰できるまで、1ヶ月少々かかりました。
案の定、2ヶ月連続で普段の半分の収入しか得られませんでしたが、借りた5万円+αは比較的短期間で返済する事ができました。
私が「暴飲暴食の回避」と「日頃からの貯蓄・節約」を徹底するようになったのは、この体験がきっかけです。